yakushima kinoko

手作りアクセサリー樹之香

気分はボヘミアン 屋久杉マクラメペンダント

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ボヘミアンを検索したら北インド起源の移住民族らしく、ヨーロッパに居ついた自由な生活形態をとる人々らしい。一方マクラメを検索したら、イスラムが起源でアラビアの人々によって、ヨーロッパ、アジア、中米、南米まで広がる編み物とのこと、やはり自由な移動によって広がっていったファッションみたいです。
ここ日本、東アジアの片隅には仏教や、漢字などと一緒でシルクロードを通ってきたんでしょうね。
屋久杉のペンダントやストラップなどを商品化するとき、手作りということにこだわっていた私らは、屋久杉をマクラメで仕上げるということを10年以上前からやりだしました。1000年もの生き様を見せつける屋久杉には、1000年とは言えませんが、本当の手仕事であるアンティークビーズやビンテージビーズなどの歴史ある本物のマテリアルと、素朴な風合いとで味わいを合わせたいと続けてきたわけです。
初めのうちは目の大きさ、方向が定まらず、いくつもいくつ失敗しました。最初は簡単なものでも一つ仕上げるのにも時間もかかりました。もちろん今もデザインしながら編み込むのは一つ仕上がるまで、糸の細さや手の込めようもあって、半日から、数日という時間がかかります。これを安ければ売れるからといって、人件費や採算度外視して安売りしていてはプロの仕事ではありません。かと言って好きなものだけを作っていればいいかといえばそうとも言えず、やはりそれを売ることを生業とする我々は、売れる値付けと暮らすための利益を追求しなければなりません。時給にしたらいくらなの?と家内は嘆きますが、本人は制作意欲がわいた時には憑りつかれたように編み込むので、時間を忘れて編んでいます。
さて今回はグレーっぽい屋久杉の端っこで、ちょっといい感じに割れが入っていたのを強制的に割って、少しだけいびつにしたペンダントトップを仕上げました。グレーの糸に緑のアンティークビーズを主に合わせ、シックで落ち着いた感じに、派手さはありませんが十分目立つフォルム。ボヘミアンな生き方をしているあなたに、そういう生き方に憧れるボヘミアンな女性のために作りましたよ。


Blog Writer

y-kinoko
代表の清田治樹です。屋久島ガイド樹之香の屋号を掲げながら、年間70日~100日ほど白谷雲水峡やヤクスギランドなどを案内しています。その傍ら屋久杉の手作りアクセサリーの店を営んでいます。
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