yakushima kinoko

手作りアクセサリー樹之香

屋久杉の男前キーホルダー

¥0 税込

14年前屋久杉アクセサリーを作り出した時、キーホルダーを屋久杉で作ったらかっこいいだろうなあと思いながら金具の調達や試作を繰り返していました。そして男前キーホルダーNo.001と002を世に出したのが10年ほど前。屋久杉の流木に金具を付けてかっこよく作ったものでした。当時店舗を持っていなかった私らは、島内のお店に卸売りだけをしていました。そこで試作品・サンプルとして置かせてもらい、お客さんの反応を見ることにしたところ半年か1年後、たまたまその店に私が居たとき、どうしてもそのキーホルダーが気になるという女性が現れたので、その時初めてこのシリーズを販売したのを覚えています。No001と002は一本を切断してそれぞれに金具を付けたものでした。なのでセット売りを考えていました。しかし彼女の熱意に負けて一本のみを売りをしました。
ごついキーホルダーとはかけ離れた、線の細い眼鏡をかけた髪の長い女性でした。「お願いします、どうしてもこれがいいんです」その熱意に負けました。こういうのが作れるんだよ程度に、本当の試作でしたが、初めて作るものというのは思い入れも強く、採算度外視した徹底した仕上げでした。今でもそれを使ってくれていたら嬉しいです。誰かのためのプレゼントだったとしても、贈られた方にまだ使っていてほしいです。
No2はその後数年してやはり、どうしてもという人が現れて引き取られていきました。値段も付けずひっそりとたった一つ壁にかけられただけだったのに、まああれもいいデザインだったから、目を引くのはわかりますけど。

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説明

男気のある人以外購入不可 オーダーOK

今までいくつ作ったのか覚えておりませんがシリアルNoでいうと金具の購入数と残数から、おそらくNo.300には達していないと思います。
このキーホルダーに使っているシャックルという金色の金具は、主に船舶、港湾や車産業、建設工事などでは一般的で、物を吊り下げたり、引き上げる用途に使われます。簡単に言うと接続金具や連結金具と言えます。もう一つのシルバーの金具も魚目ボルトとか言います。やはり建設工事や船舶関連で使われることが多いです。

この金具に着目したのはもうかれこれ30年以上前のこと、小さなシャックル付きの木製キーホルダーとの出会いでした。それはファッション性を重視したあまり耐久性は低く、半年くらいで接合部にひびが入り使えなくなりました。それでも諦めきれなくて何度も割れたところを切断し改造したりして使いましたが、フォルムが崩れてバランスも悪くなり決してカッコいいとは言えなくなりました。そこでその金具を利用して、木部には祖父の金槌の柄を改造して耐久性のあるものに変えました。祖父の金槌は先端の金槌の柄との接合部が割れて、これも長かったであろう柄を修理しながら使っていたので、どんどん短くなりつつ、柄の長さと金槌の重さのバランスが崩れ、打ち込む力も悪く、なんだか使いにくくなっていたものでした。それから30年以上使い続けているのがこれです。傷がつき汚れもついていますが、いつの間にかツルツルに摩耗し年季の入ったものになりました。祖父は45年も前に亡くなり、この金槌はおろらく大正末期から昭和初期のもので、かれこれ80年から100年くらいたつものではないかと推察しています。

 

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